5分野で研究提案を募集し、助成
2014年4月22日、アストラゼネカ株式会社は、2014年度の年次研究助成プログラム「アストラゼネカ・R&D・グラント」の募集を開始したと発表した。
「アストラゼネカ・R&D・グラント」はがん、代謝疾患、臨床薬理学、統計学、製剤技術の5分野における研究提案を募集し、その中から最大10件の研究課題に1件200万円の助成金を提供するというもの。
同社はこのプログラムを通じ、同社のR&D戦略と合致した研究分野で日本の研究者との共同研究を行い、新薬開発の推進や既存品の可能性の拡大を目指す。
応募要項など詳細については外部リンクを参照のこと。申請書提出期限は6月2日。
(画像はアストラゼネカ ホームページより)
これまでの応募総数は約4000件
「アストラゼネカ・R&D・グラント」は2000年に開始されて以来、今年で15年目の開催となる。これまでの助成総数は272件、応募総数は3990件になるという。
このプログラムをきっかけに、現在も日本の大学・研究機関との間で10件以上の共同研究が進行中となっている。

アストラゼネカ、2014年度R&Dグラント募集開始 日本の研究者の革新的なアイデアに期待
http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease/アストラゼネカ・R&D・グラント
http://www.astrazeneca.co.jp/vri/grant