セキュリティの高いインターネット回線を介して開示
2014年3月14日より、岡山県が運用する「医療ネットワーク岡山(愛称:晴れやかネット)」にて、診療情報の開示が始まっている。
「晴れやかネット」には、県内の主な病院が保有する検体検査結果、アレルギー、各種オーダー、病名などの診療情報が登録されており、医師や薬局薬剤師がこれをインターネットを介して共有できるようになった。これにより、他の病院での検査結果や治療方針が、かかりつけの診療所や薬局でもチェック・活用できるようになる。
診療情報は患者の同意の上で閲覧が可能となる仕組みで、その保存やコピーは禁止。閲覧履歴は記録される。患者の費用負担は不要だ。
(画像は晴れやかネット ホームページより)
全国最大規模の地域医療連携ネットワーク
2013年1月にリリースされて以降、「晴れやかネット」は急速に参加施設数を拡大しており、4月1日現在の運用状況によれば開示施設が43、閲覧施設が434。また、全登録患者数は1607名となっている。
開示病院については県内の主要な基幹病院がほぼ参加しており、全県規模かつ全国最大規模の地域医療連携ネットワークへと成長している。

晴れやかネット
http://hareyakanet.jp/平成26年3月、晴れやかネットが進化します!
http://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/