「ザルティア錠2.5mg」「ザルティア錠5mg」の発売
日本新薬は、前立腺肥大症でおこる排尿の障害改善剤として「ザルティア錠2.5mg」「ザルティア錠5mg」(一般名:タダラフィル)を発売した。
前立腺肥大症でおこる排尿の障害は、年齢が上がるにつれて、前立腺の細胞の数が増えることで肥大して、排尿にトラブルを起こす病気だ。主に50代以上の男性に患者が多くみられる。症状は、夜間は尿意が多い、尿が出にくい、尿の勢いがないなど、多くの症状が報告されている。
(画像はプレスリリースより)
ザルティア錠への期待
日本イーライリリー株式会社が開発したザルティア錠は、前立腺肥大症の排尿障害改善剤として2013年2月に製造販売承認の申請、2014年1月に製造承認を取得した。日本新薬は、今回の発売で治療をおこなう医療現場で新しい選択肢を増やすことで、前立腺肥大病の排尿障害を持つ患者にとっても期待が持てる薬としている。
製品概要
前立腺肥大症でおこる排尿障害に効果があり、成人にたいして、1日1回として、タダラフィルとして5mgまでの服用が可能。ホスホジエステラーゼ5阻害作用で血流の滞りがある場合の改善、尿道・前立腺・膀胱の改善、感覚神経の抑制に作用すると考えられる。結果、改善が期待できる。

日本新薬株式会社 プレスリリース
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/