改定をどう評価しているのか
株式会社マクロミルは、平成26年度の診療報酬改定および調剤報酬改定の影響などについて、調査を実施した。この調査は、現場の医師と薬剤師が今回の改定をどう評価しているのかを調べるというもの。
(画像はプレスリリースより)
薬剤師、86%が「影響がある」
調査の対象は、全国の医師501名と薬剤師503名。調査手法はインターネットリサーチで、調査期間は2014年3月19日から3月22日。
今回の改定について、勤務先施設の収支への影響を尋ねられた薬剤師の実に86%が、「影響がある」と回答した。さらに「とても影響がある」という回答は17%に達した。同様の質問に対して、医師もまた74%が「影響がある」と回答している。医師にとっても薬剤師にとっても、今回の改定が強いインパクトを持っていることが明らかになった。
後発品調剤比率はチェーン店などの方が高い
また、薬剤師に対して現在の後発品調剤比率を尋ねると、「35%以上」の回答が全体の約半数に達した。「35%以上」の回答は、病院内薬局・病棟勤務・個人調剤薬局よりも、チェーン調剤薬局・ドラッグストア内の調剤薬局が高い結果を出している。
後発品調剤比率の新指標を目指すかどうかという質問に対しても、チェーン調剤薬局・ドラッグストア内の調剤薬局の方がより積極的な姿勢が見られるなど、興味深い結果が出ている。

平成26年度診療報酬・調剤報酬改定に関する医師・薬剤師調査
http://www.macromill.com/