平成26年度調剤報酬改定での薬剤師へのアンケート
株式会社マクロミルは、今回の調剤報酬改定を受けて、薬剤師503人(全国25歳以上の男女)にインターネットリサーチを通じてアンケートをおこなった。今回の調剤報酬改定で薬剤師は、どのように評価し、勤務先の薬局や施設での今後の方向性を調査した。
収支への影響86%
「調剤報酬改定収支への影響は?」の問いに「影響があると」と答えた薬剤師が86%を占めた。この内訳では、「とても影響がある」17%、「影響がある」37%、「やや影響がある」32%となった。
チェーン調剤、ドラックストア内の調剤薬局の動向
現在、ジェネリック薬品への調剤比率が「35%以上」と答える薬剤師が多い。これは、病院や個人の調剤薬局からみると高い傾向にある。「新指標を目指すか?」の問いには、「55%以上を目指す」「65%以上を目指す」の回答に多かったのは、チェーン調剤、ドラックストア内の調剤薬局だった。
また、在宅患者への訪問による薬剤管理と指導についても、チェーン調剤、ドラックストア内の調剤薬局での実地率が高い結果となった。病院や個人の調剤薬局からみても高い実値率となった。全体では、在宅患者への訪問での薬剤管理と指導は、現在は、49%は実地をしないと回答しているが、30%が実地または、今後、実地すると回答している。

株式会社マクロミル リサーチデータ
http://www.macromill.com/