千葉県のジェネリック普及率
千葉県は、ジェネリック医薬品について、インターネットのアンケートフォームを利用して行った結果を発表した。政府は、医療費負担を軽くし、医療財源の安定化を目指しており、ジェネリック医薬品を推奨している。
インターネットアンケート
「ジェネリック医薬品を知っているか?」という質問に対して、「知っている」が55.1%、「少しは知っている」が44.2%というアンケート結果が出た。0.7%が「知らない」と答えた。
他にも「ジェネリック医薬品を利用したことがあるか?」という質問に対しては、67.8%が、「はい」と答えた。約7割が、ジェネリック医薬品を利用しているのに対して、24.7%が利用したことがないと答えた。理由としては、「医師や薬剤師から勧められなかった」が50.6%と多く、勧められてから変える傾向にある人が多いと見ることができる。他の声では、「安全性に不安がある」と答える人も6.9%いる。
ジェネリック医薬品の説明については、薬局の薬剤師からの説明が一番多く、54.4%、医師から説明は、20.2%となった。
60%以上の普及率を目指す
ジェネリック医薬品は、先発医薬品と効き目や安全性が同じものが承認されている。しかし、医師からの説明が欲しい。薬局に行ってからジェネリック医薬品に変更することが煩わしい。ジェネリック医薬品について、もっとPRをして欲しい。と、多くの意見が出ており、今後の普及への課題とも言える。政府は、平成30年までに、ジェネリック医薬品の割合が60%以上を目標にしており、今後の課題が浮き彫りとなった。

千葉県ホームページ インターネットアンケート調査結果
http://www.pref.chiba.lg.jp/