イラストを活用、今までにないオンライン調査を実施
製薬企業・ベーリンガーインゲルハイムは、世界肺癌連合と共同で「Lung Cancer: We're Listening」キャンペーンを開始した。
このキャンペーンは、肺がんの啓発と、肺がん患者とその家族が直面している問題について理解を深めることを目的としたもの。イラストを活用した、今までにないオンライン調査を実施するという。
(画像はプレスリリースより)
医療関係者と患者の間にあるギャップを埋める
「Lung Cancer: We're Listening」キャンペーンサイトは、視覚に訴える先駆的なアプローチを取り入れている。イラストや記号を多用してシンプルなナビゲーションを実現し、肺がんに関連する様々な問題についての患者やその家族の意見を、簡単に集めることができる仕組みとなっている。
この革新的なアプローチは、医療関係者と患者の間にあるギャップを埋めることを目的としている。肺がん患者さんの声に耳を傾け、得られた情報は患者コミュニティやサービスを提供する組織と共有、新たなプログラムやサービス、教材の開発に役立てられる。
世界全体での死亡数がもっとも多い病気
肺がんは、世界全体での死亡数がもっとも多い病気だ。
毎年138万人が肺がんで死亡し、がん全体の中での死亡率は18%に及ぶ。このような状況を受け、世界肺癌連合は、肺がんを世界保健医療計画に加え、政策や規制に変革をもたらすと共に、治療とケアの最適化に取り組んでいる。
ベーリンガーインゲルハイムと行うこの共同キャンペーンでも、世界肺癌連合は、患者中心のプログラムやサービス、ツールをより良いものにするべく取り組むとしている。

Lung Cancer: We're Listening
http://www.wearelistening.info/start.jsf新たな肺がん啓発キャンペーン『Lung Cancer: We're Listening」を世界肺癌連合(GLCC)と共同で開始 - プレスリリース
http://www.boehringer-ingelheim.jp/news/