自己検査用の血糖測定器
ロシュ・ダイアグノスティックスは糖尿病治療を支援するため、自己検査用のグルコース測定器「アキュチェックSTメーター」を3月7日に発売することを発表しました。
同社が目指しているのは体系的な血糖測定で、これは「適切な状況、適切な頻度、適切なタイミングで測定する」ことであり、患者と医療従事者が十分な対話のもと、患者自身が日常生活の中で血糖測定を行い、治療効果の向上を目指す治療方法です。
この治療方法は、食事・運動・経口薬療法を行っている糖尿病患者においても有効で、生活習慣を省みて、治療効果の確認を行い、糖尿病の進行を遅らせることができます。
(画像はプレスリリースより)
新製品の特徴
今回発売される製品は、医療従事者の指導の下、患者が自分で簡単に測定できるよう工夫されています。使いやすさを考えた持ちやすい測定器だけではなく、試験紙は血液の吸引がすばやく扱いやすいものを採用しています。
血糖測定キットには操作説明のDVDや血糖値記入シートが同梱されているので、患者自身で容易に測定することができます。記入シートには1日7回3日間の連続測定結果を記入することができます。
日本における糖尿病患者は2012年に950万人と毎年増加の一途をたどっています。血糖値のコントロールを良好にするためには、患者自身が血糖値を把握し、自己管理を行うことが重要なのです。

ロシュ・ダイアグノスティックス プレスリリース
http://www.roche-diagnostics.jp/news/14/03/06.html