論文投稿がしやすくなる環境を構築
株式会社リバネスは、ゼネラルヘルスケア株式会社と共に「論文投稿応援」キャンペーンを2014年3月17日から9月30日の期間で実施する。
ゼネラルヘルスケア株式会社は、学術論文誌「Science Postprint(以下SPP)」を運営する企業。この取組を通じて、研究発表が経済的に困難な状況にある研究者が少しでも論文投稿がしやすくなる環境を構築するという。
アジア初の医学・生命科学・環境分野の学術総合誌
SPPは、2013年10月に出版が開始された、アジア初の医学・生命科学・環境分野の学術総合誌。世界中に480名の査読協力者を抱え、そのうち約半数が日本人、残りはアメリカ中心とした海外の研究者で構成されている。
特徴としては、従来数ヶ月かかっていた論文投稿のプロセスを3週間程度に短縮、実験データや動画なども含めた完全情報の掲載などが挙げられる。
同誌への論文掲載料が割引
この「論文投稿応援」キャンペーンは、同誌への論文掲載料が割引されるというもの。投稿の際、リバネスが「研究応援プロジェクト リサーチア」内で発行するキャンペーンコードを入力すると、論文が査読を経て掲載に至った際に発生する掲載料が、割引されるという。
論文の投稿は、世界中から受け付ける。著者の出身国のGDPに応じたキャンペーン価格が設定されている。詳細は、プレスリリースで。

「論文投稿応援」キャンペーンを学術OA誌「SCIENCEPOSTPRINT(SPP)」で開始 - プレスリリース
http://lne.st/2014/03/17/7070/