血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制を適応症とし
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は1月17日、遺伝子組換え型血液凝固剤第VIII因子製剤ノボエイト(R)静注用250、同500、同1000、同1500、同2000、同3000(一般名:ツロクトコグ アルファ(遺伝子組換え))について、血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制を適応症とする製造販売承認を取得したと発表した。
(画像はホームページより)
ノボエイト(R)は製剤の信頼性、安全性、利便性の向上を追求して開発されたBドメイン切断型遺伝子組換え血液凝固剤第VIII因子製剤。培養過程および製剤化工程を当してヒトや動物由来の原料を用いずに製造される第3世代の遺伝子組換え製剤であり、最新のタンパク質の装薬・精製技術が用いられている。
適切なバイアルサイズ選ぶことが可能
6規格がラインナップされており、患者の体重やライフスタイル、出血の状況に応じた適切なバイアルサイズを選ぶことができる。ニュースリリースは取締役 開発本部長 杉井寛氏の言葉として
「今回の承認は、2000年に遺伝子組換え活性型血液凝固第VII因子製剤ノボセブン(R)を発売して以来、当社の血友病領域において14年ぶりの新薬です。これまで以上に多くの血友病患者さんに新たな治療の選択肢を提供できるようになり大変嬉しく思います」(ノボ ノルディスク ファーマ株式会社ニュースリリースより引用)
と掲載している。

ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 ニュースリリース
http://www.novonordisk.co.jp