塩野義製薬とViiV社が共同開発
塩野義製薬株式会社は、イギリスのViiV Healthcare Ltd.が次世代インテグラーゼ阻害薬「Tivicay(TM)」(一般名:ドルテグラビル)について欧州医薬品庁から承認を取得したと発表した。
(画像はホームページより)
Tivicay(TM)は塩野義製薬とViiV社との共同開発により見いだされたもの。2012年10月発表のViiV社との契約枠組み変更により、現在はViiV社が全世界での開発ならびに販売の権利を保有している。ViiV社はアメリカおよびヨーロッパの審査機関に対して新薬承認を申請し、2013年8月にはアメリカ食品医薬局から承認を取得した。
日本国内でも申請済
日本国内においてはViiV社の日本法人であるヴィーブヘルスケア株式会社より新薬承認申請が2013年12月に行われている。承認取得後はヴィーブヘルスケアと塩野義製薬が共同で、医療機関等へ医薬情報提供活動を行う予定となっている。
ニュースリリースでは
TivicayがEMAから承認を得たことにより、欧州のHIV患者の皆さまに新たな治療選択肢がViiV社を通じていち早く提供されることが期待されます。塩野義製薬は、ViiV社の株主として今後も同社の経営に参画し、Tivicayならびに関連化合物の価値最大化に貢献してまいります。(塩野義製薬株式会社ニュースリリースより引用)
と述べられている。

塩野義製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.shionogi.co.jp