男性における下痢型過敏性腸症候群に
アステラス製薬株式会社(以下、アステラス製薬)は15日、下痢型過敏性腸症候群治療剤「イリボー錠」の追加剤形として、口腔内崩壊錠「イリボーOD1錠2.5µg、同5µg」を男性における下痢型過敏性腸症候群の効果、効能で発売したと発表した。
(wikiメディアより引用)
服用者のさまざまなニーズに対応
イリボーOD錠は、アステラス製薬の製剤技術の1つであるWOWTAB技術を適用した過敏性腸症候群治療剤で、通常の錠剤とは異なり、口腔内の唾液で崩壊するため、水なしで服用できることが特徴だ。
このため、高齢者や嚥下機能が低下した患者や、水分摂取を控えている患者に対しても有用で、服用者のさまざまなニーズに対応する製剤となっている。
アステラス製薬はこれまでにも、WOWTAB技術を適用した製品として、消化性潰瘍・胃炎治療剤「ガスターD錠」、前立腺肥大症の排尿障害改善剤「ハルナールD錠」や過活動膀胱治療剤「ベシケアOD錠」を販売している実績がある。
アステラス製薬は、患者の服薬時の利便性向上が期待できるイリボーOD錠の発売により、過敏性腸症候群の治療に一層の貢献をしていきたいという考えを示している。

アステラス製薬 下痢型過敏性腸症候群治療剤 「イリボーOD錠」 新発売のお知らせ
http://www.astellas.com/jp/corporate/news/detail/