一つのサイトから複数機関の研究結果を閲覧可能に
グラクソ・スミスクライン社(GSK社)は昨年5月に開始したオンラインリクエストシステム上の匿名の患者レベルデータを複数機関の調査データを含むclinicalstudydatarequest.comに追加したと発表した。
昨年GSK社は外部の研究者が臨床試験結果よりも詳しいデータをオンライン上でリクエストすることを可能にするシステムを開始した。450以上の研究結果がこのサイトで閲覧可能になっている。GSK社が提唱する患者レベルデータの透明性へのコミットメントは新しいリクエストシステムでも変わらない。
GSK社、透明化へのコミットメント
GSK社は臨床データの透明化を進めるため、自社出資の研究結果の投稿、外部研究者からの詳細データ要求の承諾、独立調査委員会によるデータの監視を行う。
「臨床データの透明性へのコミットメントは科学的理解の進歩、弊社の行った調査による科学会の前進という我々の希望を反映しています。研究者が興味のある複数機関の調査結果を一つのシステムからリクエスト可能にすることにより、さらなる研究の支援に繋がると考えています」(GSK社医務部長ジェームズ・シャノン――プレスリリースより)

GSK adds detailed clinical trial data to multi-sponsor request system as part of continued commitment to data transparency
http://www.gsk.com/media/press-releases/2014/