コンサータ錠について
コンサータ錠は、メチルフェニデート塩酸塩を有効成分とする、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療薬である。服用は朝1回であり、浸透圧を利用した放出制御システムを採用している。
コンサータ錠は、2007年10月、「小児期(18歳未満)における注意欠陥/多動性障害(AD/HD)」を適応とする製造販売承認を日本で初めて取得した。2011年8月、小児期でコンサータ錠による治療を始めた人で、18歳以降も継続して使用する場合に関する添付文書の一部改訂が行われた。
今回の成人期への適応拡大の承認取得によって、小児期に診断を受けた人のみならず、小児期以降、つまり18歳以上で注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の診断を受けた人も、コンサータ錠を使用することができるようになった。
(画像はプレスリリースより)
コンサータ錠の承認国について
コンサータ錠の承認国は以下のとおりである(2013年10月現在)。
アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、カナダ、韓国など91の国。これらの国や地域で小児期の注意欠陥/多動性障害(AD/HD)を適応として承認されている。
一方で、成人期の注意欠陥/多動性障害(AD/HD)に対する適応は、アメリカ、オーストラリア、カナダ、韓国など、39の国と地域で承認されている。

PRTIMES/ヤンセンファーマ株式会社プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000006157.html