12月6日に発売
ヤンセンファーマ株式会社は12月6日、ジェノタイプ1型のC型慢性肝炎治療薬 抗ウイルス剤「ソブリアード(R)カプセル100mg」(一般名:シメプレビルナトリウム)を発売した。
(画像はニュースリリースより)
ソブリアード(R)は直接作用型の抗ウイルス剤で、第2世代のプロテアーゼ阻害剤。ジェノタイプ1型のC型慢性肝炎治療薬として、ヤンセンR&DアイルランドとMedivir社により共同開発された。シメプレビルナトリウムはプロテアーゼを阻害することで宿主細胞内のC型肝炎ウイルスの増殖を抑えると考えられている。
世界初の製造販売承認取得
ソブリアード(R)カプセルは1日1カプセルの投与で12週間、ペグインターフェロンおよびリバビリンの24週間または48週間投与との3剤併用で投与される。今年9月27日に世界初の製造販売承認を取得した。
ニュースリリースではヤンセンファーマ・グッドウィン社長の言葉として、
「ソブリアード(R)は日本のみならず、世界のC型慢性肝炎患者さんに対する新たな標準治療となることが期待されます。ヤンセンはこれからもC型肝炎ウイルスの撲滅に向け、医療従事者、政府関係者そして患者団体の皆さまと共に取り組んで参ります。」(ヤンセンファーマ株式会社ニュースリリースより引用)
と掲載されている。

ヤンセンファーマ株式会社 ニュースリリース
http://www.janssen.co.jp/public/rls/news/4271