「インフルエンザは重症化する前に早めに治療」キャンペーン実施

塩野義製薬株式会社は、12 月 14 日よりインフルエンザの早期治療啓発キャンペーンを実施すると発表した。

小さい子供や高齢者、妊婦、あるいは呼吸器疾患や糖尿病などの基礎疾患を持つ人は、インフルエンザに感染してしまった場合、肺炎、脳症を併発するなど重症化する可能性がある。

既存の抗インフルエンザ薬はいずれもウイルスの増殖を抑えるという特性を持っているが、ウイルスが増殖した結果、重症化した状態の投与では十分に効果を発揮できなくなってしまう。よって、インフルエンザ感染が疑われたらなるべく早く医療機関を受診し、抗インフルエンザ薬の投与による早期治療を行うことが重要である。今回のキャンペーンでは患者への啓発をはかるためにインフルエンザ早期治療啓発ポスターを全国の医療機関に掲示を依頼している。

そのほかには、イメージキャラクターに「尾木ママ」の愛称で知られ、幅広く活躍している教育評論家の尾木直樹氏を起用した。尾木ママは、小さな子供がいる母親の友人役に扮し、「インフルエンザは早期治療が大切」であることを訴えている新しいテレビCMを、12 月 14 日（土）より開始する。

また、情報発信の場として、インフルエンザについてより理解を深めるためのウェブサイトも開設した。




インフルエンザの早期治療啓発キャンペーン開始（ニュースリリース）
http://www.shionogi.co.jp/company/news/2013/

ちゃんと知ろう！インフルエンザ治療のこと
http://www.shionogi.co.jp/influ/

塩野義製薬株式会社
http://www.shionogi.co.jp/