「カソデックス(R)OD錠80mg」を発売
アストラゼネカ株式会社は、前立腺がん治療薬「カソデックス(R)錠80mg」の新たな剤形として口腔内崩壊錠(以下「OD錠:Orally Disintegrating Tablet」)を採用した「カソデックス(R)OD錠80mg」を発売したことを発表した。
カソデックス(R)錠80mgは前立腺がんの治療における内分泌療法の中心的な薬剤として10年を超える臨床実績を持つ1日1回1錠投与の非ステロイド性抗アンドロゲン剤である。
(画像はニュースリリースより)
発売の背景
今回新たに発売するカソデックス(R)OD錠80mgは、今年の8月に承認を取得し、前立腺がんの治療薬において、初めてのOD錠となる。その特徴は、唾液により口の中で溶けやすく服用しやすいということである。
前立腺がんの患者の多くは高齢者であり、それ故に、複数の薬剤を服用することが多いことや薬剤をのみ込むことが困難となっているケースが少なくない。カソデックス(R)OD錠80mgは、そのような患者が、決められた服用が続けられることをサポートするための錠剤として開発された。
現在前立腺がんは最も増加しているがんの一つであり、日本の前立腺がんの治療において、20年以上の実績を持つアストラゼネカは、「カソデックス(R)OD錠80mgの販売を通じて、前立腺がんの患者のニーズに更に応えていきたい」とコメントしている。

「カソデックス(R)OD錠80mg」新発売のお知らせ(ニュースリリース)
http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease/Article/アストラゼネカ株式会社
http://www.astrazeneca.co.jp/home/