アメリカや欧州に次いで
ヴィーブヘルスケア株式会社は12月5日、同日付けでHIVインテグラーゼ阻害薬「ドルテグラビルナトリウム」についてHIV感染症の効能・効果について厚生労働省に承認申請を行ったと発表した。
ドルテグラビルナトリウムは新規のインテグラーゼ阻害薬として塩野義製薬株式会社とViiV Healthcare Ltd.により開発されたもの。薬物動態学的ブースターをレジメンに追加する必要がない。
アメリカでは2013年8月にHIV感染症についての適応で承認を取得し、製品名「Tivicay(R)」で販売されている。またヨーロッパにおいても2013年11月に医薬品庁のヒト用医薬品委員会より承認勧告を受理している。
日本では希少疾病用医薬品に指定
日本においてドルテグラビルナトリウムはHIV感染症を予定される効能・効果として、2013年9月13日付けで厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けている。
2012年に日本で新規に報告されたHIV感染者は1,002件、AIDS患者数は447件、合計で1,449件となっている。累計報告件数は約2万件。

ヴィーブヘルスケア株式会社 プレスリリース
http://glaxosmithkline.co.jp