製薬業界ニュース
2025年08月03日(日)
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プラザキサ(R)の抗凝固作用を、迅速で完全、持続的に中和する可能性のある特異的中和剤、初めての臨床データが明らかに

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プラザキサ(R)の抗凝固作用を、迅速で完全、持続的に中和する可能性のある特異的中和剤、初めての臨床データが明らかに

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発表の経緯と現在の状況
米国心臓協会(AHA)学術集会において、健康成人を対象とした初めての臨床試験でプラザキサに対する特異的中和剤(抗体フラグメント)が、プラザキサの抗凝固作用を、速やかに完全、持続的に中和する可能性があり、忍容性も良好であるとする結果が発表された。
プラザキサ
この中和剤は、医師が患者の血液凝固能を正常化するための対処・処置方法の選択肢を広げることを目的にしており、頻度は低いものの、緊急処置を要する場合に用いるものとしてベーリンガーインゲルハイムが開発を進めている。

現在、この特異的中和剤は有効性および安全性プロファイルを確立するために臨床試験が進行中であるため、まだ世界のいずれの規制当局からも臨床使用に対する承認は受けていない。

関係者のコメント
ベーリンガーインゲルハイム医薬開発担当上級副社長Prof. クラウス・デュギ氏は次のように述べている。
プラザキサの特異的中和剤(抗体フラグメント)を評価するために実施したファースト・イン・ヒューマン試験の結果で、同剤が有望であることが示され大きな期待を寄せている。ベーリンガーインゲルハイムは、心房細動の患者さんのために、新規経口抗凝固剤を初めて発売し、この領域を牽引してきた。科学技術の革新へのベーリンガーインゲルハイムのコミットメントの一環として、同社の研究者は、この特異的中和剤が医療現場で使用できる対処・処置方法として加わり、その選択肢を広げ、プラザキサ(R)の投与を受けている患者さんのケアをより一層改善することを目指し、研究を続けている。(引用:プレスリリースより)

今後における開発の見通し
特異的中和剤(抗体フラグメント)は臨床開発が進行中であり、ベーリンガーインゲルハイムは、2014年に患者を対象とした試験を含む次の段階の試験を開始することを視野にして計画が進められている。

ベーリンガーインゲルハイムについて
世界でトップ20の製薬企業のひとつであり、ドイツのインゲルハイムを本拠としている。臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力している。


外部リンク

今回の記事について詳細はこちらを参照してください(PR TIMES プレス)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/

ベーリンガーインゲルハイム ホームページ
http://www.boehringer-ingelheim.com/

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