高純度の単結晶を製造することが可能
株式会社ユーグレナインベストメントは2018年3月15日のニュースリリースで、研究開発特化型ベンチャーキャピタルファンド「リアルテックファンド」の新たな投資先として、株式会社アドバンスト・キー・テクノロジー研究所(AKT研究所)へ出資したことを発表した。
AKT研究所は、次世代電子デバイスの開発に使用する高純度機能性単結晶材料の製造技術を開発する会社であり、独自技術により、加工の際に不純物が溶け出るもとである坩堝を使用せず、高純度の単結晶を製造することが可能となる。
自動運転車用のレーザー装置開発などの実現に期待
この技術を実用化することで、いままでの技術では実現困難とされたACアダプタの小型化や、長距離高精度センシングが可能な自動運転車用のレーザー装置開発などの実現が期待されている。
リアルテックファンドは、AKT研究所が第三者割当増資により発行する株式を引き受け、AKT研究所が採択を受けた国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構による2017年度「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援」助成事業の認定VCとして、AKT研究所の研究開発や販売、マーケティング活動などを支援していく。
(画像は株式会社ユーグレナインベストメントのサイトより)

株式会社ユーグレナインベストメント ニュースリリース
http://www.euglena.jp/news/20180315-2/