新たなシステムの里親マッチングサイト
共立製薬は今月12日、里親マッチングサイト「Veterinary Adoption」を設立した事を発表した。
信頼できる動物病院窓口
従来の様に保護されたペットを保健所等で管理するのではなく、窓口は全て動物病院となっている。
共立製薬は動物病院による保護犬猫の譲渡活動をサポートするという理念を掲げ、それに賛同した全国約2000軒の動物病院が協力している。
(画像はサイトより)
病院による手厚い保護
保護された犬猫は、病院にて健康診断やワクチン接種、更にはマイクロチップ装着される。
マイクロチップが搭載された個体は、万が一飼い主から離れ離れになった場合、保護した施設がそのチップを読み取り、飼い主に連絡する事で殺処分を免れる事が出来る。
その他にもペットの盗難に遭ってしまった際には、チップのデータと照合して飼い主である事を立証できるという、まだ認知度が低いものの画期的なシステムである。
サイトの概要
サイトには動物病院が保護した犬猫の中から写真、地域、犬種猫種で検索する事が出来る。
そして希望する個体が見つかったら、ユーザー登録をしてサイト越しに病院と連絡を取る事になる。その後、病院との面接が行われた後譲渡となる。
尚、譲渡の際はワクチンや予防接種代等として、費用が必要となる。ちなみにサイト名は日本語で「獣医の採択」である。

共立製薬株式会社
http://www.kyoritsuseiyaku.co.jp/Veterinary Adoption
http://www.veterinary-adoption.com/