OTC解熱鎮痛薬としては、日本初の口腔内崩壊錠
エスエス製薬株式会社は、口腔内崩壊錠「イブメルト」(第2類医薬品)を、9月1日より全国のドラッグストア・薬局・薬店を通じて発売する。
同剤は、同社が展開している解熱鎮痛薬「イブ」シリーズの製品。OTC解熱鎮痛薬としては、日本初の口腔内崩壊錠になるという。
爽やかなレモンライム味で、良好な飲みやすさを実現
「イブ」シリーズは、解熱・鎮痛・抗炎症作用に優れるイブプロフェンを主成分とした、エスエス製薬の解熱鎮痛薬シリーズ。同シリーズは、1985年の「イブ」登場以来、女性を中心とする多くの利用者に愛用され、高いシェアを獲得。「イブA錠EX」「イブクイック頭痛薬」「イブクイック頭痛薬DX」など、多くの製品が現在までに販売されている。
今回発売される「イブメルト」は、水がなくても服用できる口腔内崩壊錠であるため、外出先など「今すぐ服用したい」という時に便利な剤形となっている。また、同社独自のマスキング技術により、鎮痛成分であるイブプロフェンの苦味を抑えることにも成功。爽やかなレモンライム味も付加し、良好な飲みやすさを実現している。
女性の悩みを解決するために開発された製剤
エスエス製薬の調査によると、20代から60代女性の約4割が、解熱鎮痛薬の錠剤やカプセル剤を服用する際に「のどをうまく通過せずに飲みづらいと感じた経験がある」ことがわかったという。「イブメルト」は、こうした女性の悩みを解決するために開発された製剤であると、同社はしている。
「イブメルト」の希望小売価格は、8錠980円(税抜き)。
(画像はプレスリリースより)

解熱鎮痛薬の「EVE」シリーズから「イブメルト」新発売 - エスエス製薬株式会社
http://www.ssp.co.jp/nr/2017/20170824.html