ジェネリック医薬品が事業の柱
日本ケミファ株式会社は、8月17日、ジェネリック医薬品3成分11製剤の製造販売承認を取得したと発表した。
同社は、ジェネリック医薬品を事業の柱として位置づけている企業。今回製造販売承認を取得した薬剤は、本年12月に薬価収載される予定となっている。
患者のCOL向上や負担軽減、国の医療費削減に貢献
日本ケミファは、1950年に創業した製薬会社。特長あるオリジナル医薬品の製造・販売に加えて、2000年以降はジェネリック医薬品の開発・製造・販売に取り組んでいる。
同社は、成長戦略として「ジェネリック医薬品事業」「ウラリット・高尿酸血症領域」「自社開発創薬」という「3つのミッション」を掲げる。このミッションの実現により、日本経済や医薬品産業を取り巻く環境が日々刻々と変化する状況にあっても、患者のCOL向上や負担軽減、また国の医療費削減に貢献するとしている。
いずれも循環器官用薬、承認は8月15日付で取得
今回日本ケミファが製造販売承認を取得したのは、HMG-CoA還元酵素阻害剤「ロスバスタチン錠」、高親和性AT1レセプターブロッカー「オルメサルタン錠」、そして長時間作用型ARB「イルベサルタン錠」の3成分。いずれも循環器官用薬であり、承認は8月15日付で取得している。
同社は今後も、画期的新薬の開発を目指して創薬テーマの探索に積極的にチャレンジしていくという。
(画像は日本ケミファの公式ホームページより)

製造販売承認取得に関するお知らせ - 日本ケミファ株式会社
http://www.chemiphar.co.jp/