核酸医薬分野で世界トップシェアを誇る
日東電工株式会社は2017年7月20日のニュースリリースで、子会社の日東電工アビシア社が米国マサチューセッツ州ミルフォードの製造拠点内に新設備を導入し、核酸医薬原体の製造能力を増強したと発表した。
新設備の追加により、核酸医薬原体の製造能力は、現行の1.2molの2.5倍となる3.0molに達し、世界最大の核酸医薬製造拠点となる。
次世代医薬品の核酸医薬で社会に価値を提供
核酸医薬は、DNAやRNAなどの核酸を構成成分とし、抗体医薬に続く「次世代医薬品」として期待され、遺伝子の発現に直接作用することにより、従来は難しかった病気の治療を可能にする画期的な医薬品として、商業化に向けた開発が勢いを増している。
日東電工はInnovation for Customersをブランドスローガンに掲げ、Green(環境関連)、Clean(新エネルギー)、Fine(ライフサイエンス)の分野で事業ポートフォリオを拡大し、社会に価値提供していくことを目指している。
「Fine(ライフサイエンス)」の取り組みである今回の製造能力増強を契機として、核酸医薬開発をさらに加速させるサービスを今後も提供していく。
(画像は日東電工株式会社のサイトより)

日東電工株式会社ニュースリリース
https://www.nitto.com/jp/ja/press/2017/0720.jsp日東電工株式会社
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