第1弾は7月12日から提供開始
株式会社日立製作所は2017年7月11日のニュースリリースで、中小規模病院向けの電子カルテシステム「Open-Karte」シリーズについて、電子カルテに蓄積されている診療データの分析や介護システムとの連携機能を追加して強化すると発表した。
連携機能強化の第1弾として、2017年7月12日から、電子カルテに蓄積されている診療データを分析して医療の質向上と経営の効率化を支援する「医療分析ソリューション」の提供を開始する。
また第2弾として、2017年10月に診療データと介護関連データを相互に連携してデータを利活用し、医療従事者の負担軽減を支援する「病院・介護連携ソリューション」の提供を開始する予定となっている。
医療従事者の負担軽減支援ソリューション
「Open-Karte」シリーズと日立システムズが介護・福祉施設向けに提供している「福祉の森」を連携することで、医療機関では介護・福祉施設から受け入れた救急患者のケアプランや介護時の服薬内容、家族への連絡先などを即座に確認することができるようになる。
また、介護・福祉施設では、入院した患者の状態や退院予定日、処方箋などをいつでも確認でき、両施設間で常に患者の情報を共有することで、多分野多職種間におけるコミュニケーションが向上し退院時の引き継ぎがスムーズになり、医療従事者の負担軽減が期待される。
(画像は株式会社日立製作所のサイトより)

株式会社日立製作所ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2017/07/0711.html株式会社日立製作所
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