大塚製薬「プレタールOD錠」飲み忘れ専用ケースの承認取得

大塚製薬株式会社（以下「大塚製薬」）は7月12日、脳梗塞再発抑制薬、抗血小板剤「プレタールOD錠100mg」について、プラスチックケース包装品を追加する一部変更承認の取得を発表した。

今回承認取得したのは、「プレタールOD錠100mg」の毎日の服薬アシストを目的とする、56錠入りプラスチックケース。

この製品に別売の「服薬アシストモジュール」を取り付けると、LEDライトが点滅して服薬時間を知らせる。さらに、無料の専用アプリをダウンロードすることで「プレタールアシストシステム」が利用可能になり、利便性を高めることができる。

プレタールアシストシステムは、大塚製薬と日本電気株式会社（NEC）が、脳梗塞の患者に向けて共同開発した、服薬アシストを目的としたシステム。

脳梗塞の再発抑制には抗血小板剤の継続的な服薬が重要となるが、脳梗塞の患者には「うっかり忘れ」「自己判断で中止」などにより服用が継続されないケースが少なくない。

同システムは、「プレタールOD錠100mg」プラスチックケース包装品、服薬アシストモジュール、服薬アシストアプリ（無料配信）により構成されており、このシステムを利用することで、LED点滅による服薬時間の通知と薬取り出し履歴の確認ができる。

さらに、薬取り出し情報を家族や医療関係者等へ自動でメール送信する機能も利用できるため、患者本人以外が服用の継続を確認することも可能だ。

「プレタールOD錠100mg」 56錠入りプラスチックケース包装品と専用の服薬アシストモジュールは、10月販売開始予定。

（画像はプレスリリースより）




大塚製薬株式会社　ニュースリリース
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