より多くの患者に製品を
アスペンジャパン株式会社は、7月3日、麻酔領域5製品34品目についてアストラゼネカ株式会社より承継および販売移管を受けたと発表した。
両社は7月1日付けで、今回の製造販売承認の承継および販売移管を完了。アスペンジャパンは、アストラゼネカが長年培ってきた信頼をしっかりと引き継ぎ、より多くの患者に製品を届けるとしている。
「アスペンブランド」として届ける
アスペングループは、世界150ヶ国以上でスペシャリティ医薬品およびジェネリック医薬品を提供している製薬企業グループ。アスペンジャパンは、アスペングループの日本法人として2015年7月より事業を開始。世界の主要製薬会社より承継した製品を、「アスペンブランド」として届けている。
アスペンジャパンの親会社にあたるアスペン グローバル インコーポレイテッド(以下「AGI」)と、アストラゼネカの親会社にあたるアストラゼネカPLC(以下「AZ」)は、2016年、AZが保有する世界的な麻酔領域ポートフォリオの販売権を、米国を除く世界各国においてAGIが取得する旨の契約を締結。この契約に基づき、アスペンジャパンとアストラゼネカでは今回の承継および販売移管の準備が進められていた。
アスペンジャパンが製造販売元および販売元として
アスペンジャパンは今回、「アナペイン」「キシロカイン」「マーカイン」「カルボカイン」「ディプリバン」の5製品34品目について、製造販売承認の承継および販売移管をアストラゼネカより受けることとなった。
これらの製品については今後、アスペンジャパンが製造販売元および販売元として、医薬情報提供・収集・伝達に関する業務を行うとしている。
(画像はアスペンジャパンの公式ホームページより)

麻酔領域5製品34品目、製造販売承認の承継および販売移管完了のお知らせ - アスペンジャパン株式会社
https://www.aspenpharma.co.jp/