バイオセーフティーレベル2の感染性疾患と関連した研究の実施について
エッペンドルフが、バイオセーフティーレベル2(BL2)の感染性疾患と関連した研究の実施について、コネティカット州の承認を取得したことを発表した。
(画像はプレスリリースより)
今回の承認によって、エンフィールドの施設内にあるエッペンドルフの研究開発所の能力は大きく拡大する流れとなり、顧客向けの研究計画・活動がより促進し、強化していく見通しとなる。
一連の流れに関して、技術応用担当ディレクターのDr. Ma Shaは次のように述べている。
当社は人工多能性幹細胞(IPSC)を含める方向で幹細胞バイオプロセスに関する研究をさらに進める計画である。また幹細胞バイオプロセス分野における企業間提携および産学提携を積極的に追求している。
(プレスリリースより引用)
細胞を使用した臨床試験について
IPSCの作製に使用される方法としては、ウイルスを利用してリプログラム遺伝子を通常細胞内に運び、それらの細胞を幹細胞に変化させるものである。
それらの幹細胞は、疾患または損傷の治療向けに臨床研究で使用することが出来る。
そのような細胞を使用した臨床試験は何百と存在しており、ClinicalTrials.govのホームページに掲載されている。
中でも成功した試験については、臨床試験市場での潜在力が大きいため、産業生産の規模に拡大する能力を求められているといえる。
エッペンドルフに記載されているNew Brunswick(TM)CelliGen(R)BLUを含むバイオリアクター・ポートフォリオについては、産業生産のために必要とされる大規模幹細胞培養を実証するために使用することが出来る。
詳細については「eppendorf」の公式ホームページに記載されている。
エッペンドルフについて
エッペンドルフは、1945年以来、顧客志向のプロセスを重視し、研究用機器や液体・細胞・試料ハンドリング用消耗品などの革新的な製品の開発と同義語となってきた。
現在、エッペンドルフとその2700人の従業員は、彼ら独自の知識と経験を生かして専門家・アドバイザーとして働き、世界各国のラボや研究所を支援している。

エッペンドルフがバイオセーフティーレベル2の感染性疾患と関連した研究の実施につき、コネティカット州の承認を取得と発表
http://www.qlifepro.com/ClinicalTrials.gov
http://www.clinicaltrials.gov/eppendorf
http://newbrunswick.eppendorf.com/