C型肝炎ウイルスの治療薬として承認申請中
アッヴィ合同会社は、6月15日、リバビリンフリー・レジメン「Glecaprevir/Pibrentasvir(以下「G/P」)」について、第3相試験の新たなデータを第53回日本肝臓学会総会にて発表したことを明らかにした。
同レジメンは、全てのC型肝炎ウイルス(HCV)ジェノタイプ(GT)の治療薬として承認申請中のもの。学会発表は、6月9日に行われている。
患者の生活に大きく貢献
アッヴィは、複雑かつ深刻な疾患に対する革新的な先進治療薬を、世界規模での開発している研究開発型のグローバルバイオ医薬品企業。「自己免疫疾患」「オンコロジー」「ウイルス感染症」「ニューロサイエンス」の4つの主要治療領域において、治療を大きく向上させることをミッションに掲げている。
日本においては、アッヴィ合同会社の約1000人の社員が医療用医薬品の研究・開発や販売に従事。「自己免疫疾患」「新生児」「肝疾患」「ニューロサイエンス」の各領域を中心として、患者の生活に大きく貢献できることを願っている。
投与終了12週後のウイルス学的著効を達成
今回発表された第3相試験のデータでは、「G/P」を8週間投与された未治療のGT1型およびGT2型HCV患者の100%が、投与終了12週後のウイルス学的著効(SVR12)を達成。12週間の投与では、既治療で治癒していないGT1型とGT2型のHCV患者で94%、GT3型のHCV患者では83%がSVR12を達成したという。
(画像はアッヴィの公式ホームページより)

G/Pについて、第3相試験の新たなデータを第53回日本肝臓学会総会にて発表 - アッヴィ合同会社
http://www.abbvie.co.jp/