製薬業界ニュース
2025年05月11日(日)
 製薬業界ニュース

第一三共、「DS-8201」第1相臨床試験の中間結果を米国臨床腫瘍学会にて発表

新着ニュース30件






























第一三共、「DS-8201」第1相臨床試験の中間結果を米国臨床腫瘍学会にて発表

このエントリーをはてなブックマークに追加
安全性と有効性を評価
第一三共株式会社は、6月6日、抗HER2抗体薬物複合体「DS-8201」の第1相臨床試験における中間結果を、米国シカゴにて開催されている米国臨床腫瘍学会で発表したことを明らかにした。

同試験は、複数のHER2発現がん患者を対象として、日本と米国において同剤の安全性と有効性を評価するもの。

第一三共
薬物をがん細胞へ直接届ける
第一三共は、日本のがん領域ラボラトリーと米国プレキシコンの強力な研究体制を通じて、がん領域の開発パイプラインの拡充を推進。合計20以上の新規の低分子医薬、抗体医薬および抗体薬物複合体を保有しており、そのうちのひとつが「DS-8201」だ。

「DS-8201」は、固形がんを目標適応とする抗HER2抗体薬物複合体。抗体薬物複合体は、抗体医薬と薬物を適切なリンカーを介して結合させた医薬群のことを指す。がん細胞に発現している標的因子に結合する抗体医薬を介し、薬物をがん細胞へ直接届けることで、薬物の全身曝露を抑えつつがん細胞への攻撃力を高めている。

安全性と有効性が示唆されたと判断
「DS-8201」の第1相臨床試験は、HER2陽性乳がん、HER2低発現乳がん、HER2陽性胃がん、HER2発現固形がんの患者を対象に実施された。

第一三共は、同試験の中間結果においてその安全性と有効性が示唆されたと判断。現在は、HER2陽性転移性乳がんおよびHER2陽性胃がんにおける同剤の有効性と安全性を評価する第2相臨床試験の準備を進めている。

(画像は第一三共の公式ホームページより)


外部リンク

DS-8201第1相臨床試験の中間結果について - 第一三共株式会社
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006642.html


Amazon.co.jp : 第一三共 に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->