製薬業界ニュース
2025年05月14日(水)
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第一三共、米国子会社がオピオイド鎮痛薬(乱用防止製剤)RoxyBond(TM)の商業化を決定したと発表

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第一三共、米国子会社がオピオイド鎮痛薬(乱用防止製剤)RoxyBond(TM)の商業化を決定したと発表

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速放性製剤で初のFDAガイダンスに準拠
第一三共株式会社は2017年5月31日のニュースリリースで、米国子会社のDaiichi Sankyo, Inc.(DSI)が、Inspirion Delivery Sciences, LLC(Inspirion)の保有するRoxyBond(TM)(オキシコドン速放性製剤、米国承認取得済み)について米国での商業化を決定したと発表した。

RoxyBondは他の薬物療法では鎮痛効果が不十分な重度の疼痛の管理に使用する薬剤であり、速放性製剤としては初めて米国食品医薬品局(FDA)のガイダンスに即した乱用防止特性を備えたオピオイド鎮痛薬で、また、Inspirion独自の乱用防止技術を使った製剤であり、静脈注射や鼻腔内経路を介しての乱用を防ぐ効果が期待される。
オピオイド鎮痛薬
売上に応じた販売マイルストンとロイヤルティを支払う
DSIは、2016年10月にMorphaBond ER(TM)(モルヒネ徐放性製剤、米国承認取得済み)を含む乱用防止特性を備えたオピオイド鎮痛薬2剤の米国における商業化の独占的実施権の許諾を受けるライセンス契約をInspirion社と締結した。

DSIは今回のRoxyBond商業化決定のより、上記ライセンス契約条件に基づいて、Inspirion社に対し、マイルストンを支払うと共に、将来の売上に応じた販売マイルストン及びロイヤルティを支払う。さらに、DSIは、Inspirion社と共に共同プロモーションを実施する予定としている。

第一三共は、MorphaBond ERに加えRoxyBondの商業化によって、第一三共グループが注力する疼痛領域の製品ラインアップを強化し、米国での患者や医療関係者に多様な治療の選択肢を提供できるものと期待していると述べている。

(画像は第一三共株式会社のサイトより)


外部リンク

第一三共株式会社ニュースリリース
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006639.html

第一三共株式会社
http://www.daiichisankyo.co.jp/index.html


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