患者中心とする「Patient-Centric」の動き国内でも
株式会社クロエ(以下、クロエ)は5月29日のニュースリリースで、製薬企業を対象に「患者インサイトセミナー」を開催すると発表した。
これは、クロエが楽天リサーチ株式会社(以下、楽天リサーチ)と共同で、6月20日(火)オフィス東京(東京都中央区)で無料開催されるもの。
製薬業界では、特に海外において患者を中心とする取り組みが多く見られるようになり、患者の視点に立ったマーケティングが進められている。
患者中心を意味する「Patient-Centric」や患者にフォーカスを当てた医薬品開発「Patient Focused Drug Development」、更に患者が新薬の直接評価をする「Patient Reported Outcome」など、患者を中心とする動きは日本でも徐々に進んでいるようだ。
しかしその流れの中で、患者の行動や意識データを読み解くノウハウや、コミュニケーションシナリオの組み立て方に戸惑う声も多いという。
患者の「行動」「思考」「感情」のプロセスを表す「ペイシェントジャーニー」の実例を紹介
今回開催されるセミナーでは、そういった声に応えて、複雑化している患者の行動/インサイトを捉える。さらに、発病から治療が完了するまでの「ペイシェントジャーニー」の実例を紹介。患者の「行動」「思考」「感情」のプロセスを表す「ペイシェントジャーニー」を、「Patient-Centric」に向けた、マーケティング成果の改善につなげていく。
クロエと楽天リサーチによる、製薬企業向け「患者インサイトセミナー」は、2017年6月20日(火) 14:00~17:00 (受付開始13:30)オフィス東京(東京都中央区京橋1丁目6番8号) で開催される。参加は無料で、定員は60名(定員に達した場合は抽選)、詳細・参加申し込みはクロエのホームページより。
(画像は株式会社クロエ ホームページより)

株式会社クロエ ニュースリリース
https://www.croee.com/archives/news/2883