「ゾシン」のジェネリック医薬品
Meiji Seika ファルマ株式会社は、5月26日、β-ラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤「タゾピペ配合静注用『明治』」について、効能・効果および用法・用量の一部変更申請を行ったと発表した。
同剤は、「ゾシン静注用2.25/4.5」「ゾシン配合点滴静注用バッグ4.5」のジェネリック医薬品。申請は、5月24日付けで行われている。
高品質なジェネリック医薬品を供給
Meiji Seika ファルマは、1946年にペニシリンを開発して以来、抗菌薬のトップメーカーとして国内外へ優れた製品を提供してきた企業。近年は、新薬事業において培ったノウハウを活用する形で、新薬と遜色ない高品質なジェネリック医薬品の供給も手がけている。
同社は、有用かつ高品質な製品の研究開発と、安定的な製品の供給および情報の適切・迅速な提供が、社会的責任を果たすことにつながると考える。そして、患者・医師・薬剤師・医療従事者などが持つ「健康・安心」への期待にあらゆる面で応えるべく、誠実かつ謙虚に日々努力を重ねるとしている。
適応不一致を早期に解消させる
今回一部変更申請が行われた「タゾピペ配合静注用『明治』」の先発医薬品である「ゾシン」は、「深在性皮膚感染症、びらん・潰瘍の二次感染」の効能・効果および用法・用量が承認されている。しかし、「タゾピペ配合静注用『明治』」にはこの適応がなかった。
Meiji Seika ファルマは、同剤の適応不一致を早期に解消させるべく、同効能・効果および用法・用量の一部変更承認申請を行ったとしている。
(画像はMeiji Seika ファルマ株式会社の公式ホームページより)

「タゾピペ配合静注用『明治』」の「効能・効果」および「用法・用量」の一部変更申請に関するお知らせ - Meiji Seika ファルマ株式会社
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/