コレステロールや血糖など生化学成分を測定
東芝メディカルシステムズ株式会社は、5月22日、臨床化学自動分析装置「Accute RX」の販売を開始した。
臨床化学自動分析装置は、病院内の検体検査部門や検体検査専用施設において、血液や尿などの検体に含まれるコレステロールや血糖などの生化学成分を測定する装置。
高級機種ゆずりの高いデータ信頼性
「Accute RX」は、普及タイプの生化学自動分析装置。2001年から2014年まで東芝メディカルシステムズが販売していた「Accute」の後継機にあたる。
同装置は、「Accute」のコンパクトさはそのままに、同社の上位機種において培われた各種要素技術を採用。普及機ながらも高級機並みの品質・性能を持つ。
病院の検査室では、検査の質は確保しつつも業務の効率化が図られ、検査コストを低減する運用も求められる。同装置は、高級機種ゆずりの高いデータ信頼性と、試薬ランニングコストの低減が期待できる機種であると、同社はしている。
医療の質と効率を向上させるソリューションを提供
東芝メディカルシステムズは「Accute」を、中・小規模施設におけるメイン装置として販売するとしている。また、サテライトラボや大規模施設のバックアップ用途も、ターゲットとして視野に入れているという。
同社は今後も、安心・安全な医療を実現すべく、医療の質と効率を向上させるソリューションを提供するとしている。
(画像は東芝メディカルシステムズの公式ホームページより)

臨床化学自動分析装置「Accute RX」販売開始について - 東芝メディカルシステムズ株式会社
http://www.toshiba-medical.co.jp/