以前より医薬品開発を協力
株式会社LTTバイオファーマは、5月8日、北京泰徳製薬と間で締結している包括的支援契約を、延長すると発表した。
両社は業務・資本提携契約関係にあり、以前より医薬品開発を協力して行っている。同支援契約は、LTTバイオファーマが北京泰徳製薬の研究開発などを支援するというもの。
2015年に包括的支援契約を締結
LTTバイオファーマは、同社が発明した「リポPGE1」や「リポNSAID」の中国のおける販売を、 北京泰徳製薬を通して行っている。両剤は共に、年間売り上げが10億元(約180億円)を超える大型医薬品に成長した。LTTバイオファーマはまた、パイプラインの「PC-SOD」やナノ粒子も北京泰徳製薬へライセンスアウト。中国において、開発を進めている。
両社は、これらの提携をより積極的かつ広範囲に行うべく、2015年には包括的支援契約を締結。2016年には、北京泰徳製薬における研究開発上の問題をLTTバイオファーマが解決するなど、一定の成果をあげている。今回発表された包括的支援契約の延長は、これらの活動が評価され実現した。
契約期間は2017年1月より12月まで
今回延長された包括的支援契約では、北京泰徳製薬の研究開発活動・ライセンス活動・営業活動などに対して、LTTバイオファーマが包括的な支援を行うことが定められた。契約期間は、2017年1月より12月までとなっている。
LTTバイオファーマは今後も、北京泰徳製薬のさらなる発展に協力するとしている。
(画像はLTTバイオファーマの公式ホームページより)

北京泰徳製薬との包括的支援契約延長のお知らせ - 株式会社LTTバイオファーマ
http://www.ltt.co.jp/ir/pdf/20170508.pdf