2017年秋までに販売開始見込み
ラクオリア創薬株式会社は2017年4月26日のニュースリリースで、ラクオリア社の導出先であるAratana Therapeutics Inc.(アラタナ社)が米国時間4月25日、ラクオリア社がアラタナ社に導出したグレリン受容体作動薬(Entyce)について、米国食品医薬品局(FDA)の動物用医薬品センター(CVM)との間で、製造移転に関して協議したと発表した。
アラタナ社はEntyceの製造に関するCVMとの合意に基づき、今後数週間以内に必要な申請書類を再提出する予定であり、アラタナ社は申請が受理された後、2017年秋までにEntyceの販売を開始する見込みであるとしている。
動物用医薬品の全世界の商用化契約を保有
ラクオリア社は2010年12月に、アラタナ社とグレリン受容体作動薬の動物用医薬品としての全世界における商用化に関する導出契約を締結し、契約一時金の受領の他、開発段階の進捗に応じたマイルストン及び販売後のロイヤルティを受け取る権利を保有している。
ラクオリア社は今後もアラタナ社との連携をより強固にして、必要な支援を遅滞なく実施するよう努めると共に、今後のマイルストン収益およびロイヤルティ収益の獲得を目指して尽力していくと述べている。
(画像はラクオリア創薬株式会社のサイトより)

ラクオリア創薬株式会社ニュースリリース
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