製薬業界ニュース
2025年05月12日(月)
 製薬業界ニュース

小野薬品、台湾子会社が「オプジーボ」の承認を進行期腎細胞がんの適応で取得

新着ニュース30件






























小野薬品、台湾子会社が「オプジーボ」の承認を進行期腎細胞がんの適応で取得

このエントリーをはてなブックマークに追加
台湾食品薬物管理局より取得
小野薬品工業株式会社は、4月28日、同社の台湾子会社が「オプジーボ 20mg、100mg 点滴静注(以下「オプジーボ」)」について台湾食品薬物管理局より承認を取得したと発表した。

この承認は、「血管新生抑制の治療歴を有する進行期腎細胞がん」を適応とするものであり、4月27日に取得されている。

オプジーボ
免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」
「オプジーボ」は、PD-1(programmed cell death-1) と PD-1リガンドの経路を阻害することで、抗腫瘍免疫応答を再活性化する免疫チェックポイント阻害薬。

日本において同剤は、小野薬品が2014年9月に「根治切除不能な悪性黒色腫」の治療薬として発売を開始。以後、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」「根治切除不能または転移性の腎細胞がん」「再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫」「再発または遠隔転移を有する頭頸部がん」を適応とする承認を、それぞれ取得している。

新たな治療薬の開発が期待されていた
腎細胞がんは、成人の腎実質に発生する悪性腫瘍。2013年の台湾における腎悪性腫瘍の年間発症者数は、約1200人。年間死亡者数は、約500名に達している。同国では、治療歴を有する進行期腎細胞がんに対する新たな治療薬の開発が、期待されていた。

小野薬品は、台湾子会社・台湾小野と共に、安全性および有効性に関する臨床データを集積し、「オプジーボ」の適正使用に必要な措置を講じるとしている。

(画像は小野薬品の公式ホームページより)


外部リンク

「オプジーボ」 台湾において「血管新生抑制の治療歴を有する進行期腎細胞がん」の適応承認を取得 - 小野薬品工業株式会社
http://www.ono.co.jp/jpnw/PDF/n17_0428_2.pdf


Amazon.co.jp : オプジーボ に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->