グループ全体のデジタル変革を目指す
塩野義製薬株式(以下、塩野義製薬会社)とグループ会社のシオノギデジタルサイエンス株式会社(以下、シオノギデジタルサイエンス)は12月12日、アクセンチュア株式会社(以下、アクセンチュア)との間で、シオノギグループ全体のデジタル変革に向けた戦略的なプロジェクト契約を締結したと発表した。
これは、全社的なデジタル変革に向けたIT機能強化のコンサルティング契約及び情報システムにおける戦略的アウトソーシング契約となる。
契約期間は7年間で、シオノギグループにおける基幹業務システムのアプリケーション開 発・保守業務及びインフラストラクチャ運用・保守業務が対象。
革新的な新薬の創製へ
アクセンチュアはシオノギグループに対して、戦略的パートナーの立場からデジタル、クラウド、サイバーセキュリティの領域などからなる“New IT”の知見やノウハウを提供する。
また、シオノギデジタルサイエンスからの出向社員の受け入れを始めとした積極的な人材交流を通じて、デジタル化の推進に向けた人材の育成とIT部門の機能強化を支援。同時にビジネスのデジタル化及びデータ利活用に対する支援を主にシステム面から行っていく。
持続的なビジネスオペレーションの強化に取り組む塩野義製薬では、2017年4月に各専門業務を担うグループ会社6社を設立した。
今回の契約に際して、同社取締役 上席執行役員の澤田 拓子氏は、“New IT”により情報を有効活用することでビジネスオペレーションの進化を目指し、革新的な新薬の創製に努めるとしている。
(画像は塩野義製薬株式会社 ホームページより)

塩野義製薬 ニュースリリース
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