製薬業界ニュース
2025年05月06日(火)
 製薬業界ニュース

XLH治療薬burosumab、CHMPから肯定的な見解を取得

新着ニュース30件






























XLH治療薬burosumab、CHMPから肯定的な見解を取得

このエントリーをはてなブックマークに追加
医薬評価委員会から肯定的な見解を取得
協和発酵キリン株式会社(以下、協和発酵キリン)は12月15日、子会社であるKyowa Kirin International PLCと米国・ウルトラジェニクス・ファーマシューティカルが、小児X染色体遺伝性低リン血症(以下、XLH)治療薬burosumabの条件付き医薬品販売承認を勧告する肯定的な見解を、欧州医薬品庁の医薬評価委員会(CHMP)から取得したことを発表した。

burosumabは、協和発酵キリンが発見した繊維芽細胞増殖因子23(以下、FGF23)に対する完全ヒトモノクローナル抗体。腎臓でのリン排泄と活性型ビタミンD産生を抑制し、血清リンと活性型ビタミンDを低下させる働きを持つ。

協和発酵キリン
FDAでも審査中
XLHは、遺伝的な原因でFGF23が過剰となり、低リン血症を引き起こし、骨の成長や維持に障害をきたす稀少疾患だ。

今回の条件付き医薬品販売承認については、現在、実施されている小児XLHを対象とした臨床試験の完遂することが必要とされるが、2018年第1四半期に最終承認結果がおりると想定。

また、米国でも小児・成人XLHを適応とした生物製剤承認申請の審議を米国食品医薬品局(FDA)が行っており、2018年4月18日が審査終了予定だ。

burosumabは、承認されれば、XLHにおけるFGF23に直接作用する世界で初となる治療薬となるとしている。

(画像は協和発酵キリン株式会社HPより)


外部リンク

協和発酵キリン株式会社 ニュースリリース
http://www.kyowa-kirin.co.jp/



Amazon.co.jp : 協和発酵キリン に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->