「副鼻腔炎」に着目した鼻炎内服薬
ロート製薬株式会社は12月12日、トータル花粉対策ブランド「アルガード」から、花粉シーズンの「副鼻腔炎」に着目した内服薬「ロートアルガード鼻炎内服薬ゴールドZ」を、2017年12月20日に新発売する、と発表した。
生薬「シンイエキス」と抗アレルギー作用の「メキタジン」
副鼻腔は鼻の奥や顔面にある空洞で、内側の粘膜は鼻粘膜から続いており、この部分に炎症がある状態が、副鼻腔炎である。
副鼻腔炎は、インフルエンザ等の細菌やウィルス感染、花粉症などのアレルギー性鼻炎により発症し、鼻づまり、息苦しさ、粘性のある鼻みず、頭重などの症状があらわれる。
ロート製薬は、花粉症などによるアレルギー性鼻炎の発症者を対象に調査を行い、23%が「副鼻腔炎」の症状があるとの回答を得た。
そこで、花粉シーズンの「副鼻腔炎」に着目し、日本で初めて、消炎作用・排濃作用・抗菌作用のある生薬シンイ(辛夷)のエキス「シンイエキス」と抗アレルギー作用のある「メキタジン」を組み合わせた。
さらに鼻粘膜血管収縮成分をW配合した「ロートアルガード鼻炎内服薬ゴールドZ」(指定第2類医薬品)を発売する。
シンイエキスは鼻通りを良くし、メキタジンは眠くなりにくいアレルギー症状を抑え、鼻粘膜血管収縮成分は鼻づまりを改善し呼吸を楽にする、とのこと。
15才以上の成人は、1回1カプセル、1日3回服用する。希望小売価格は、税抜で10カプセル1,280円、20カプセルで1,980円。
(画像はプレスリリースより)

ロート製薬株式会社のニュースリリース
http://www.rohto.co.jp/news/release/2017/1212_01/