イルベサルタンに初のOD錠
東和薬品株式会社(以下、東和薬品)は12月7日、新製品8成分22品目を12月8日より随時発売すると発表した。
新たに発売されるのは、12月7日に官報告示されたオルメサルタン製剤、ロスバスタチン製剤、イルベサルタン製剤など。イルベサルタン製剤では初のOD錠が剤形追加されている。
ファムシクロビル錠 250mg「トーワ」は、単純疱疹に対して12月6日付で効能・効果及び用法・用量の追加承認を取得しており、 先発医薬品との適応不一致は解消された上での発売となった。
OD錠に、崩壊性と硬さ両立する「RACTAB技術」を採用
新製品のうちOD錠には、東和薬品独自の「RACTAB技術」を採用。これは、必要なときに水なしでも服用しやすい崩壊性と普通の錠剤同様に取り扱える硬さの両立を実現したもの。
また、オルメサルタンOD錠とロスバスタチンOD錠には製品名が2色で印刷され、識別性と視認性が向上したデザインとなった。医療用医薬品の錠剤に2色の印刷が施されるのは、国内初の取り組み。
2018年3月期の売り上げ、約6億円見込む
ロスバスタチンOD錠の外装には、個装箱の強度を保ちつつ、開封から解体まで軽い力で スムーズに行える「PEEL SCRAP」(ピールスクラップ)が採用された。
個装箱を簡単にフラットな状態に解体しかさ張らずに廃棄できる「PEEL SCRAP」は国内外で評価され、日本パッケージングコンテスト2016で「JAPAN STAR賞」を、2017Award for Packaging Excellenceで「WORLD STAR FOR PACKAGING」を受賞。
東和薬品は、これら新製品の2018年3月期の売り上げを約6億円と見込んでいる。
(画像はプレスリリースより)

東和薬品株式会社 ニュースリリース
http://www.towayakuhin.co.jp/pdf/news171207.pdf