一般名ブレンツキシマブベドチン
武田薬品工業株式会社は2017年12月11日のニュースリリースで、Seattle Genetics, Inc.が悪性リンパ腫治療剤「アドセトリス(R)」の臨床第3相試験であり、未治療の進行期古典的ホジキンリンパ腫を対象に化学療法と併用した場合のアドセトリスの一次治療としての有用性を検討したECHELON-1試験の最新データを発表したと伝えた。
この試験データは、第59回米国血液学会(ASH)年次総会のプレナリーセッションで発表され、また、米国の医学雑誌であるNew England Journal of Medicineのオンライン版にも掲載された。
70以上の臨床試験で広く評価
アドセトリスは、古典的ホジキンリンパ腫に発現しているCD30抗原を標的とした抗体薬物複合体であり、アドセトリスのホジキンリンパ腫に対する一次治療は現在承認されていない。
また、アドセトリスは、フェーズ3の3つの研究を含む70以上の臨床試験で広く評価されている。それは上記のECHELON-1試験、前立腺成人T細胞リンパ腫における進行中のECHELON-2試験、そして再発性、難治性ホジキンリンパ腫に対するオプジーボと組み合わせたアドセトリスの進行中のCHECKMATE812試験である。
(画像は武田薬品工業株式会社のサイトより)

武田薬品工業株式会社ニュースリリース
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