「骨端線閉鎖を伴わないヌーナン症候群における低身長」承認取得のヒト成長ホルモン製剤は、国内初
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は11月30日、ノルディトロピン(R)フレックスプロ(R)注5㎎・10㎎・15㎎、ノルディトロピン(R)S注について、「骨端線閉鎖を伴わないヌーナン症候群における低身長」の効能・効果の追加承認を取得したと発表した。同効能・効果により承認取得したヒト成長ホルモン製剤は、国内初。
ノルディトロピン(R)は、骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症の適応により、1988年に承認を取得。
その後、骨端線閉鎖を伴わない軟骨異栄養症における低身長、骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群における低身長、骨端線閉鎖を伴わないSGA(small-for-gestational age)性低身長症、成人成長ホルモン分泌不全症 (重症に限る)の効能・効果でも承認取得している。
ノルディトロピン(R)フレックスプロ(R)注、簡単な3ステップで自己投与が可能
ヌーナン症候群は、先天性の遺伝子変異による疾患で、国の指定難病に指定されている。特徴的な顔貌、先天性心疾患、低身長、胸郭異常、停留精巣などの症状により特徴づけられる。
現在まで治療法は確立されていないが、今回の承認取得により、ヌーナン症候群患者の低身長の改善に、ノルディトロピン(R)が使用可能となった。
ノルディトロピン(R)フレックスプロ(R)注は、成長ホルモンカートリッジが注入器にセットされた (プレフィルド)製剤で、注射の準備、投与量の設定、注射の簡単な3ステップで自己投与が行える。
(画像はノボ ノルディスク ファーマ株式会社 ホームページより)

ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 ニュースリリース
http://www.novonordisk.co.jp/