インフリキシマブBS点滴静注用100mg「日医工」発売
日医工株式会社は11月28日、関節リウマチ、尋常性乾癬、中等以上の潰瘍性大腸炎などに用いる、抗ヒトTNFαモノクロナール抗体製剤「インフリキシマブBS点滴静注用100mg「日医工」」を、薬価基準収載日の11月29日に販売開始する、と発表した。
第3相試験で、先行バイオ医薬品と同等の有効性と安全性を確認
インフリキシマブBS点滴静注用100mg「日医工」は、先行バイオ医薬品との比較で、類似性が高く、関節リウマチ患者を対象とした第3相試験で、同等の有効性と同様な安全性を有していることが確認された。
2017年9月インフリキシマブ(遺伝子組換え)(インフリキシマブ後続2)として、製造販売承認を取得した。
同剤の効能・効果は、関節リウマチ、尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、中等度から重度の活動期にあるクローン病、外瘻を有するクローン病患者、中等症から重症の潰瘍性大腸炎(既存治療で効果不十分な場合に限る)である。
薬価は、100mg、1瓶5万6,382円。
同剤は、ゼリア新薬工業株式会社と共同プロモーションを行うとのこと。
(画像はプレスリリースより)

日医工株式会社のニュースリリース
http://www.nichiiko.co.jp/finance/gif/4541_20171128_01.pdf