フルーツ味とコーヒー味で飲みやすさがアップ
大塚製薬株式会社(以下「大塚製薬」)は、肝不全用経口栄養剤「アミノレバン(R)EN配合散」のフレーバー配合製品(フルーツ味・コーヒー味)について、組成変更の一部変更承認を受け、12月20日より全国の医療機関を対象に発売開始すると発表した。
アミノレバン(R)EN配合散は、今回の一部変更承認により、フルーツ味またはコーヒー味のフレーバーが添加された服用しやすい配合製品となった。
肝硬変では代謝異常によりたんぱくが失われ、また、たんぱく合成そのものも低下する。そのため、健常人に比べて理想体重1kg当たり1日1.3g程度のたんぱく摂取が必要とされている。
これは、健常人に比べて余分な代謝に迫られることを意味し、アンモニアの解毒への対策等がより重要になる。
肝性脳症を伴う慢性肝不全患者の栄養状態の改善に
アミノレバン(R)EN配合散は、アンモニアの解毒やたんぱくの合成作用を持つBCAA(分岐鎖アミノ酸)主体の総合栄養改善剤で、肝機能低下が続くことにより不足する糖質、脂質、ビタミン、微量元素を含む。
食事だけで十分に摂取することができない栄養を補充して肝機能を高め、肝性脳症を伴う慢性肝不全患者の栄養状態の改善に用いられる製剤で、通常成人に対して、1回量として1包50gを約180mlの水又は温湯に溶かして1日3回食事と共に摂取する。
(画像はプレスリリースより)

大塚製薬株式会社 ニュースリリース
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