「ジャヌビア(R)錠」と「スーグラ(R)錠」の配合錠
アステラス製薬株式会社(以下、アステラス製薬)は11月28日、現在MSD株式会社(以下、MSD)が国内承認申請中の2型糖尿病治療薬配合剤について、MSDとの間で日本におけるコ・プロモーション契約を締結したと発表した。
同剤は、DPP-4 阻害剤シタグリプチンリン酸塩水和物(製品名「ジャヌビア(R)錠」)とSGLT2阻害剤イプラグリフロジン L-プロリン(製品名:「スーグラ(R)錠」)の配合剤で、アステラス製薬とMSDは、2015年に日本における共同開発及び販売に関する基本合意書を締結している。
配合錠による服薬負担の軽減で、服薬アドヒアランス向上に期待
アステラス製薬が製造販売する「スーグラ(R)錠」は、2014年に2型糖尿病の効能・効果で販売が開始された。日本初の選択的SGLT2阻害剤で、ブドウ糖の再取り込みを抑制して血糖値を下げる。
一方、MSDが製造販売する「ジャヌビア(R)錠」は、2009年に旧万有製薬が日本初のDPP-4阻害薬として発売した2型糖尿病治療薬。
「スーグラ(R)錠」と「ジャヌビア(R)錠」、それぞれ作用機序の異なる2型糖尿病治療薬を配合した新たな2型糖尿病治療薬配合剤は、服薬負担の軽減による服薬アドヒアランス向上が期待される。
(画像はアステラス製薬株式会社 ホームページより)

アステラス製薬株式会社 ニュースリリース
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