「自然環境や地域社会と融和するファクトリーパーク」として環境保全に注力
大塚製薬株式会社は11月2日、徳島ワジキ工場が第36回工場緑化推進全国大会において「平成29年度緑化優良工場等経済産業大臣賞」を受賞したと発表した。四国地域では初の受賞となる。
大塚製薬徳島ワジキ工場は、1989年10月に操業を開始。阿波八景十二勝のひとつに数えられる約2kmに渡る渓流「鷲敷ライン(わじきらいん)」のほど近くの立地で、医薬品、カロリーメイトブロックなどを製造している。
同工場は敷地の63%を緑地が占める高い緑地面積率を誇り、「自然環境や地域社会と融和するファクトリーパーク(公園工場)」とのコンセプトを打ち出して環境保全に注力してきた。
高い緑地面積率や環境教育活動の継続などが評価対象に
今回受賞した「緑化優良工場等経済産業大臣賞」は、工場の緑化を積極的に推進し、工場内外の環境の向上に顕著な功績のあった工場等を表彰するもの。同賞は大塚製薬を含む5団体に贈られた。
大塚製薬徳島ワジキ工場の受賞理由は、高い緑地面積率や、工場敷地を塀や壁などで遮ることなく一般に開放している点、更に地元在来種であるどんぐりの苗の植林活動、小学生を対象にした環境教育活動を継続的かつ積極的に実施している点も評価の対象となった。
受賞した大塚製薬は、今後も一層の緑化推進と環境の保全に努めるとともに、自然との共生を通じて緑化活動と生物多様性保全につながる活動を進めてていくとしている。
(画像はプレスリリースより)

大塚製薬株式会社 ニュースリリース
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