契約期間を2020年3月31日まで延長
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社とアステラス製薬株式会社は、10月30日、テルミサルタン製剤「ミカルディスファミリー」の日本国内における販売契約を延長すると発表した。
両社は今回、同剤販売に関する契約の期間を、2020年3月31日まで延長することに合意している。
持続性AT1受容体拮抗薬、テルミサルタン
テルミサルタンは、ベーリンガーインゲルハイムにより創製・開発された持続性AT1受容体拮抗薬(ARB)。日本においては、「ミカルディスファミリー」として日本ベーリンガーインゲルハイムが製造し、アステラス製薬が販売を手がけている。なお、日本での同剤の効能・効果は、高血圧症。
「ミカルディスファミリー」は、AT1受容体拮抗薬「ミカルディス錠20mg」「同40mg」「同80mg」、テルミサルタン/持続性カルシウム拮抗薬アムロジピンベシル酸塩配合剤「ミカムロ配合錠AP」「同BP」、テルミサルタン/サイアザイド系利尿薬ヒドロクロロチアジド配合剤「ミコンビ配合錠AP」「同BP」、そしてテルミサルタン/持続性カルシウム拮抗薬アムロジピンベシル酸塩/サイアザイド系利尿薬ヒドロクロロチアジド配合剤「ミカトリオ配合錠」を含む。
コ・プロモーション契約については変更なし
日本ベーリンガーインゲルハイムは、130 年以上にわたり革新的な医薬品を提供してきた研究開発主導型の製薬企業であるベーリンガーインゲルハイムの日本法人。アステラス製薬は、「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」ことを経営理念に掲げる製薬企業。
なお、「ミカルディスファミリー」のコ・プロモーション契約については変更がなく、契約期間は2018年3月31日までとなる。
(画像はアステラス製薬の公式ホームページより)

テルミサルタン製剤(ミカルディスファミリー)に関する販売契約延長のお知らせ - アステラス製薬株式会社
https://www.astellas.com/ja/news/9856