8月末日まで応募を募っていた
公益財団法人 日本糖尿病財団と日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社、そして日本イーライリリー株式会社の3者は、糖尿病の基礎研究に関する助成プログラムの助成金交付対象者を決定したと発表した。
3者は今年7月1日より8月末日まで、同助成プログラムへの応募を募っていた。
日本糖尿病財団、ベーリンガー、リリー。
日本糖尿病財団は、1991年9月に設立された財団法人。糖尿病に関する調査研究の実施および助成や、糖尿病に関する正しい知識の普及・啓発活動の実施などを手がけている。
ベーリンガーインゲルハイムは、研究開発主導型の製薬企業として革新的な医薬品を提供してきた企業。社会的責任を負うことを当然のことと考え、社会的なプロジェクトへの関与も多数行っている。
イーライリリー社は、1923年に世界で初めてインスリン製剤を開発して以来、糖尿病ケアの分野において常に世界をリードしてきた企業。現在も、糖尿病患者やケアを行う人々の様々なニーズに応えることで、この伝統を守っている。
糖尿病基礎研究のより一層の発展に貢献
3者が設立した糖尿病研究助成プログラムは、糖尿病基礎研究のより一層の発展に貢献することを目的とするもの。募集研究テーマは年度毎に検討されており、本年度の募集テーマは「糖尿病病態下における臓器保護に関する基礎研究」または「糖尿病病態下における心腎連関に関する基礎研究」だった。
今回の助成金交付対象者は、筑波大学医学医療系内分泌代謝・糖尿病内科の松坂賢准教授、滋賀医科大学糖尿病内分泌・腎臓内科の久米真司講師、そして岡山大学病院腎臓・糖尿病・内分泌内科の中司敦子助教に決定している。
(画像は日本イーライリリーの公式ホームページより)

糖尿病研究助成プログラムの助成金交付対象者決定 - 日本イーライリリー株式会社
https://www.lilly.co.jp/