TBアライアンスとの間で締結
アステラス製薬株式会社は、10月18日、新規結核治療薬の探索に関する共同研究契約を、非営利団体であるTBアライアンスとの間で締結したと発表した。
今回開始する研究プログラムは、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(以下「GHIT Fund」)より資金提供を受けて実施される。
画期的な新薬が望まれていた結核
結核は、結核菌によって発症し、最悪の場合には死に至る疾患。2015年の時点でも、全世界で1040万人もの人々が結核に罹患しており、HIV感染者40万人も含めば総計で180万人もの命が失われている。結核による死亡の95%以上は開発途上国で発生しており、深刻な問題となっているため、画期的な新薬が望まれていた。
GHIT Fundは、日本の技術・知見・イノベーションを用いて治療薬・ワクチン・診断薬を開発すべく設立された、国際的な非営利団体。HIV/AIDS・結核・マラリア・顧みられない熱帯病など、主として開発途上国の人々を苦しめる感染症の制圧を目指している。アステラス製薬は、GHIT Fundの発足以来5年間にわたって資金を拠出。2018年度から2022年度までの活動第2期についても、さらなる資金拠出を決定している。
より良い結核治療が公平に提供されることを目指す
TBアライアンスは、結核に対して即効性を持ち、なおかつ低価格な治療手段を見出すことを目標とする非営利団体。革新的なサイエンスと世界中の提携先企業との協力を通じて、より良い結核治療が公平に提供されることを目指している。
今回締結された共同研究契約に基づきアステラス製薬は、独自に保有する数万に及ぶ化合物ライブラリーを提供する。TBアライアンスは、新規結核治療薬の研究および開発候補化合物の創製に向け、スクリーニングを行うという。
(画像はアステラス製薬の公式ホームページより)

結核治療薬の探索に関するTBアライアンスとの共同研究契約締結 - アステラス製薬株式会社
https://www.astellas.com/jp/corporate/comp_policy/